糖尿病にもオメガ3

まだまだ続くオメガ3。

糖尿病は血糖値の問題なので、脂質は関係なさそうな印象だが、実は大いに関係あるのだ。

糖尿病にはⅠ型とⅡ型があるが、その多くはⅡ型の糖尿病だ。Ⅱが糖尿病の発症は「インスリン抵抗性」から始まる。インスリン抵抗性とはインスリンが効きにくくなることをいい、そのためブドウ糖を細胞に取り込みにくくなってしまうせいで、血糖値が上がってしまい糖尿病となる。

インスリン抵抗性の原因の一つが、慢性炎症だ。

炎症性物質であるインターロイキン6(IL-6)はインスリンの働きを妨げる作用がある。つまり、炎症(IL-6)が多いほどインスリン抵抗性が増すわけだ。インスリン抵抗性が増すと、低下しない血糖を何とかしようと今度はインスリン過剰症になる。インスリンは余分なブドウ糖を脂肪細胞に蓄える働きがあるので、肥満になる。

そこで問題となるのが、脂肪細胞からもIL-6などの炎症性物質が放出されてしまうということだ。特に、皮下脂肪よりも内臓脂肪からのほうが放出されやすい。

肥満体の人は慢性炎症が起きているといわれているが、こういった理由があるのだ。

では、慢性炎症を改善すれば、インスリン抵抗性も改善するのかというと、その通りなのだ。

そして、慢性炎症を解消するといえば、オメガ3だ。

オメガ3の摂取でインスリン抵抗性が改善されたという研究や、肥満児にオメガ3を摂取させて、摂取してない群より優位に体重が低下したという研究などもある。

Ⅱ型糖尿病患者の多くは元々肥満気味なので、肥満が解消されることで、炎症性物質の量も減り、インスリン抵抗性が改善されることで、糖尿病の改善にもつながるということだ。

もちろん、オメガ3の摂取だけでなく、できるだけ糖質を抑える必要もあるだろう。

そして、運動することもインスリン抵抗性改善に大きく役立つので、食事療法と併せて実践していきたいところだ。運動としてはもちろん加圧トレーニングがおススメであることは言うまでもない。

オメガ3

〈参考〉

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL