不妊のための栄養素~カルニチン~

これまでは、ビタミンやミネラルを紹介してきたけど、今回はアミノ酸のひとつであるカルニチンを紹介したいと思う。

カルニチンは非必須アミノ酸のひとつで、ダイエットやアスリートのパフォーマンス向上などの目的で使われることが多い。

カルニチンの主な役割は、脂肪酸をミトコンドリアに輸送すること。そのためカルニチンが欠乏すると、脂肪酸からエネルギー通貨であるATPを作り出すことができなくなってしまう。

そのため、体内のカルニチンレベルが下がると、筋肉痛、疲労、心筋症、精神症状などが起こる。

カルニチンは特に男性不妊において重要で、カルニチンを摂取すると精子の数が増え、質が改善され、総運動率と前進運動率が向上するとされている。

これは、ミトコンドリアは全ての細胞に存在していて、カルニチンによって精子のミトコンドリアに脂肪酸が輸送されエネルギーが高まる事によるものだとされている。

当然卵子にもミトコンドリアがあるのだから、卵子の質も向上するだろう。

カルニチンの摂取量は、1日に2~3g摂取する研究が多いので、そのくらい摂取すればいいだろう。

カルニチンは、赤身の肉に多く含まれているが、最も多いとされる羊肉で100gあたり167.8mgと少量だ。それならサプリメントで摂取したほうが簡単だ。

それと、カルニチンは体内で合成が可能で、アミノ酸のリジンとメチオニンから合成されるが、その補酵素としてビタミンC、ビタミンB6、鉄が必要だ。高タンパク食にプラスしてこれらの栄養素(特にビタミンC)多めにを摂取していれば、カルニチンが大きく不足することはないだろう。ただ、歳をとるとカルニチンの合成は低下していくので、ある程度サプリメントでの摂取が必要かもしれない。

カルニチン

このサプリメント1個で1gのカルニチンが摂取できる。錠剤はかなりでかい。

〈参考〉

「統合医療情報発信サイト」

「ポーリング博士のビタミンC健康法」

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