発達障害のための栄養素~マグネシウム~

前回の「鉄」同様、マグネシウムも発達障害の改善のために大変重要な栄養素のひとつだ。

マグネシウムは体内における700~800の酵素反応に不可欠で、不足すれば体内のシステムは正常に働かなくなってしまう。

マグネシウムの欠乏は、以下のような発達の問題と関連している。

  • チック
  • 睡眠障害
  • 不安や抑うつ
  • 筋弛緩症
  • 過度の落ち着きのなさ(ADHD)
  • IQは正常なのに、読み書きが苦手(学習障害)

「発達障害の子供が変わる食事より」

特にADHDとのかかわりが深く、過活動気味の子にはマグネシウムの摂取が不可欠なようだ。これは、マグネシウムには神経の興奮を抑える作用があるからだろう。

先程の「発達障害の子供が変わる食事」によれば、発達障害の子のためにはマグネシウムの1日の適切な摂取量は200~350mgとされている。日本の成人の推定摂取量が200mgなので、子供はその半分と考えれば、サプリメントなどで100~250mgは余計に摂取する必要があるかもしれない。

【マグネシウム】

その他のミネラル同様、マグネシウムも色々な成分でキレートされている。子供には酸化マグネシウムが小さくて飲みやすいが、吸収率が大変悪いので、クエン酸マグネシウムや、グリシン酸マグネシウムがいいと思う。

ただ、キレートされたマグネシウムのサプリメントはカプセルにしろ錠剤にしろとてもデカい。まず幼稚園生には飲めないだろうし、小学生でも高学年じゃないと厳しいと思う。

なので、カプセルタイプの中身を取り出して、何かに混ぜて飲ませるのがいいだろう。

上記のサプリメントは、中身の味がほとんどしないので何に混ぜても飲みやすいのでおススメだ。クエン酸マグネシウムなのに酸っぱくないから本当にクエン酸マグネシウムなのか疑いたくなるが、きっと大丈夫だと思う(笑)。

これを1日に1~2個を2回くらいに分けて摂取すればいいだろう。睡眠障害があるなら夕食後、もしくは寝る30~60分前に摂取すると、神経がリラックスして眠りに入りやすくなる。

注意点として、マグネシウムは一度に多量に摂取すると、下痢をしてしまうので、お子さんの便の具合を見ながら量を調節するようにした方がいい。

もともと下痢気味の子の場合は、1個でさらに水様便化するので注意が必要。そういった子は腸の粘膜が薄っぺらくなっているので、せっかくサプリメントを摂取してもあまり吸収されない。

その場合は腸の粘膜を立て直すのに「グルタミン」「ミヤリサン」「ビタミンA」あたりを摂取するといいだろう。そうすれば下痢はすぐに治り、栄養の吸収性も高まる。

〈参考〉

「発達障害の子供が変わる食事」

発達障害のための栄養素~マグネシウム~ への1件のコメント

  1. ピンバック : 発達障害のための栄養素~ビタミンC~ – 船橋加圧トレーニングセンター健康スタジオ56

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